ももいろクローバーZのファンクラブ「エンジェルアイズ」限定ライブ「ももクロどんたく2015」ヤフオクドーム大会参戦のために、会社を休んでANAの飛行機で博多に密航してきました。
4月3日に天神のホテルに入り、周辺を観光して、4日のライブに臨みます。
ヤフオクドーム周辺は、見慣れたカラフルなモノノフでいつものように熱気を帯びています。
「もんべい」「クイック・ジャパンのあーりん号、佐々木彩夏号」、物販の長い列。
「保護者会」(下に画像貼ります)。
16時からの3BjuniorとF-girlsのオープニングアクトを見て、17時に本編が始まりました。
いつものようにペンライトを振るモノノフと、アンコールまで25曲をこなしたメンバーたち。
M01:Neo STARGATE
M02:夢の浮世に咲いてみな
M03:ピンキージョーンズ
M04:Chai Maxx ZERO
M05:宙飛ぶ!お座敷列車
M06:サラバ、愛しき悲しみたちよ
M07:MOON PRIDE
M08:ココ☆ナツ
M09:灰とダイヤモンド
映像:ももクロのニッポン万歳
SE:Overture
M10:全力少女
M11:猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
M12:月と銀紙飛行船
M13:キミトセカイ
M14:5 The POWER
M15:CONTRADICTION
M16:上球物語 -Carpe diem-
M17:月虹
M18:走れ! -Z ver.-
M19:ゲッダーン!
M20:ツヨクツヨク
M21:Link Link
M22:青春賦
アンコール
EN01:BIRTH O BIRTH
EN02:労働讃歌
EN03:『Z』の誓い
「怪盗少女」も「chai maxx」もないのに、大満足のライブでした。
そして、今回のステージ構成は、アリーナ外周に沿って花道とステージがある輪型ステージ。
そこで見た、モノノフの応援のちょっとした「進化」に感激していました。
ステージを走り回るメンバー。そして。
メンバーが目の前を通るたび、周辺のモノノフはギガライトの光をメンバー色に変えて応援しています。
自分の推し色のペンライトではなく、目の前のメンバーの色で、です。
なぜでしょう。ももクロは箱推しが基本だからでしょうか。
きっとモノノフにそう質問したら「メンバーに喜んでもらいたいから」と、何の衒いもなく答えるでしょう。
モノノフは、彼女たちを応援したいだけじゃなくて、喜んでもらいたいと思ってるんです。
そして、きっとこの場所に来たかったのに、いろんな事情があってこられなかった多くのモノノフたちの気持ちも背負って、ライブに来てるんです。
3月9日に行われた高城れにちゃんの名古屋でのソロコンサートの際、チケットを持たずに朝から会場近くで待っていた女子ノフに、4公演のうち2公演のチケットを持っていたモノノフが、1枚のチケットを渡して入場するよう促し、周囲にいたタカノフさんたちは、拍手喝采で涙しながら入場していく彼女を見送る、という出来事があったそうです。
こうした「いい話」はあちこちにあります。
2万人近くのモノノフが、色とりどりの応援グッズを身にまとい、ファンクラブ会員の証である「ホワイトベレー」をかぶって応援する。それも、老若男女問わず。
その姿は、まさに「かぶき者」と呼ぶにふさわしいですし、モノノフの気持ちも、実に気持ち良くて真っ直ぐで、自分はいつも、ライブではメンバーからだけでなく、モノノフからも力を貰っています。
そして、この博多の夜、街に繰り出した私たちの目に飛び込んできたのは町中に溢れるモノノフの姿でした。
中洲の屋台も博多のもつ鍋屋さんも、ラーメン屋さんにも、興奮冷めやらないモノノフが溢れていました。
次の日訪れた大宰府でも、帰りの飛行機でもそうでした。
みんな一様に笑顔で、楽しそうでした。
この夜ばかりは、博多が「ももクロタウン」になったかのようでした。
そして、今回のライブで感じたことがもう一つ。
ももクロのライブの後には虚脱感を感じることがあります。
大きな興奮の反動だと思いますが、今回はこれがありませんでした。
なぜか。
2日目のライブの終わりに、メンバーはモノノフにこう言ったそうです。
「30歳過ぎても好きでいてくれますか?」
「しわくちゃになっても?」
「踊れなくなっても?」
「エビ反りできなくなっても?」
恐らく、すべてのモノノフが、間髪入れずに「当たり前だろ!」と答える質問。
本当は、未来を約束することなんてできない。大人ならそんなこと、分かっています。
でも、自分は、これからも彼女たちを応援し続ける未来に向かって頑張っていける。
そして、いつになっても自分が応援し続けたくなる彼女たちであるだろうことを信じたい。
かつて自分は、総合格闘技のPRIDEを、同じような気持ちで応援していました。
未来永劫この場があり続けるだろうことを信じて、でもそれは失われました。
でも、またそこから前を向いて人生を歩いて、ももクロとモノノフに出会いました。
そして、この道は未来に繋がっています。
「幕が上がる」も「Zの誓い」も「KISSとのコラボ」も「女川復幸祭」も、すべては前を向いて歩んでいく彼女たちが必然的にめぐり合ったものです。
そんな素敵な出会いがこれからも続くことを祈って。
大宰府で見つけた「四つ葉のクローバーお守り」にその願いを掛けながら。
ps.サイリウムとマフラータオルをホテルに忘れてきてしまい、月刊TAKAHASHI4月号の前日に気づいてホテルに電話したら、無事見つかり、送って貰うことにしました。
しかし、案外応援グッズの忘れ物、ありそうです。