2015年12日回目の12日。
もう、すっかり体に染みついた感覚があった。
「12日はももクロのライブ」
そう、12日はももいろクローバーZのファンクラブ会員限定ライブ「月刊TAKAHASHI」の日。
自分はライブの会場には行かず(というかチケットが当たらない)、新宿の映画館でライブビューイングを見る。
推し色のコスチュームに身を包んで、サイリウムを持って。
そして、12月12日の月刊TAHAKASHIの日。
今回は、ちょっと意味合いの違う、特別なライブだと思って参戦した。
それは、このライブが、紅白落選後初めてのライブであること。
そして、最後の月刊TAKAHASHIであること。
彼女たちが年末の目標にしていた紅白歌合戦の出場メンバーから漏れ、悔し涙を流したのは2週間前のこと。
彼女たちも、モノノフも、その事実にショックを受けた。そして。
それを受けてのももクロ陣営からの「紅白を卒業」宣言。
これから先、どのように彼女たちが進んでいくのか、それを確認するためのライブでもあった。
だけど、ライブが始まってしばらくして、そんな心配はまったく必要がないことを知った。
正直、今回のライブは、「完成度は50点、だけど満足度は200点」のライブだったと思う。
パフォーマンスという意味では、杏果も、詩織ちゃんですらトチったりしていたし、途中のMCでもグダグダ感があって、なんだか緊張感のないライブだったことは否定できない。音響もいろいろトラブルがあったらしいし。
でも、会場のグリーンドーム前橋のモノノフたちの姿や反応を見ても、LV会場のモノノフを見ても、そんなことは関係なく、 みんなが狂おしいほどに彼女たちのライブを待っていたんだ、というのが感じられた。
だから、彼女たちがグダグダしながら客席を回りつつMCしていても、ライブをしていても、モノノフたちは関係なく声援を送り続け、メンバーの名前を呼び続け、彼女たちはそれに応えつづけた。
もはや、緻密な構成や完璧なパフォーマンスがなくても、彼女たちがそこにいて、モノノフと声援のやり取りが出来れば満足、そういう空間だった。今日は。
紅白落選した後、モノノフの誰かが言っていた。
「紅白に出られなくても、卒業宣言しても、俺らがやることはこれからも何も変わらない。ただ、彼女たちを一生懸命応援するだけ」
その通りだと感じた。
だからこそ、この、紅白落選後のライブで、モノノフがどう変わっているのか、それとも何も変わっていないのか、興味があった。
でも、そこには、これまでと何も変わらない光景があった。
そして、多くのモノノフ同様、自分もこの空間を求めていたことを知った。
いつもの月刊TAKAHASHIより長い時間だったのに、あっという間だった。
「灰とダイヤモンド」も聴けた。ラストは「ミライボウル」だった、「サンタさん」もこの季節に聴けた。
何も言うことはない、平常運転のライブ。
いつものように、彼女たちは最高だった。
overture
MC
M01:泣いちゃいそう冬
M02:CONTRADICTION
M03:空のカーテン
MC
自己紹介
M04:CHA-LA HEAD-CHA-LA
M05:青春賦
M06:行くぜっ!怪盗少女
M07:夢の浮世に咲いてみな
MC
M08:JUMP!!!!!
M09:Believe
M10:MOON PRIDE
来年11/3、高崎フリーズ『GIG TAKAHASHI』開催決定!
M11:灰とダイヤモンド
本編終了
アンコール
EN1:サンタさん
れにちゃん、来年3/9のソロコンサートでソロ曲『寄り目のクマさん』配信を発表
EN2:僕等のセンチュリー
EN3:ミライボウル
[2015.12.13]